JR各線を巡る旅の記録

28 南九州 概要


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●日程

2000年5月3日
 【金沢】6:26発−(普通)→【長浜】10:00着、10:12発−(新快速)→【姫路】12:42着、13:04発−(普通)→【岡山】14:26着、14:40発−(普通・西条−広島のみ快速)→【岩国】18:06着、18:16発−(普通)→【小郡】20:10着、20:20発−(普通)→【下関】21:26着、21:27発−(普通)→【門司】21:34着、21:35発−(普通)→【小倉】21:40着、21:42発−(快速)→【博多】22:44着
※博多までの完全な普通列車(快速・新快速含む)での移動で、もっといやになるかと思ったがそうでもなかった。接続がよすぎて食料調達がままならなかった。

2000年5月4日
 【博多】7:23発−(普通)→【銀水】8:51着、9:00発−(普通)→【熊本】9:54着、10:04発−(普通)→【三角】10:52着、10:58発−(普通)→【宇土】10:35着、10:40発−(普通)→【八代】12:03着、12:06発−(普通)→【出水】13:41着(実際は57分頃着)、14:02発−(普通)→【西鹿児島】15:49着(7〜8分遅れ)、16:00発−(快速なのはな)→【山川】17:12着、17:15発−(普通)→【枕崎】18:17着、18:25発−(普通)→【山川】19:29着、19:38発−(普通)→【西鹿児島】20:57着
※博多から西鹿児島までの移動が基本。三角線も乗っておく。さらに明るいうちに指宿枕崎線を乗っておきたい---となると、自ずと博多発の時刻が決まる。そして、各駅での乗換時間がほとんどないという、「奇跡の日程」その1であった。しかも、朝人身事故があった関係で遅れてしまい、指宿枕崎線に乗れるかどうか心配だったが乗ることができた。日本最南端の西大山駅のあたりは独特な景色だった。

2000年5月5日
 【西鹿児島】6:20発−(普通)→【隼人】6:57着、7:11発−(普通)→【吉松】8:11着、8:24発−(普通)→【都城】9:55着、11:46発−(鹿児島交通バス・旧国鉄志布志線転換バス)→【志布志】13:08着、13:26発−(普通)→【田吉】15:54着、15:54発−(普通)→【宮崎空港】15:57着、16:14発−(特急にちりん14号)→【大分】19:34着
 注 西鹿児島→都城間は
【西鹿児島】8:10発−(普通)→【隼人】8:45着、8:51発−(普通)→【吉松】9:51着、10:19発−(普通)→【都城】11:44着
 という日程でこのルートは成立するが、都城駅での列車→バスの乗り継ぎが2分だけになるため、大事をとって2時間早めることにした。
 ※宮崎では健康ランド・カプセルホテルの情報がないため(都城に1件あるだけ)、できれば明るいうちに大分まで行ってしまいたいと思った。しかも、日豊本線(鹿児島−隼人)・吉都線・日南線・宮崎空港線を乗るために、となると難しい。普通に考えると日南線を往復することになるが、そうするとかなり無理が出てくる。そこで都城−志布志間のバスの存在を知りバスに乗ることにするが、そうなると上記注にあるとおり2分間での乗り継ぎになる。これが達成できれば本当に「奇跡の日程」になるのだが、それは避けておくことにした。大分到着時には暗くなっていたが、目的は達成できた。「奇跡の日程」その2。

2000年5月6日
 【大分】7:17発−(普通)→【別府】7:29着、8:23発−(特急ソニック8号)→【中津】9:06着、9:12発−(普通)→【下関】10:41着、10:43発−(普通)→【新下関】10:53着、11:17発−(新幹線こだま566号)→【広島】12:46着、12:48発−(新幹線こだま632号)→【三原】13:12着、13:28発−(普通)→【糸崎】13:32着、13:33発−(普通)→【笠岡】14:12着、14:18発−(快速サンライナー)→【岡山】14:52着、15:19発−(普通)→【姫路】16:44着、17:00発−(普通)→【長浜】19:31着、19:34発−(普通)→【敦賀】20:12着、20:19発−(普通)→【福井】21:08着、21:50発−(普通)→【金沢】23:35着
 ※大分を予定より早く出ることができた。別府で温泉にはいるというオチがあり、その後特急に乗るが、窓側の席にも座れず、また、面白くないので中津で降りてしまい普通列車に乗ることにした。そのあと、新下関から新幹線「こだま」に乗るが、それを最短にするため三原で降り、その後は普通(快速等を含む)列車で戻った。岡山以降は2000年1月2日と全く同じ日程である。

●経緯

 今年のゴールデンウィークは土曜日も休みなら5連休になる。ところが、本来5月は繁忙期のため土曜日が休みにならない。そのため、3連休+1日出勤+休日1日となるはずであった。ところが、いろいろなことがあり土曜日が休みであるという。そこで、去年のゴールデンウィークに候補に挙げていた福岡県各線を乗りに行こうと考えていた。ところが、せっかくなので、九州の南の方から片づけようと思い、そうすることにした。

 周遊きっぷについては、鹿児島ゾーン、又は宮崎ゾーンを使い、足りない分は普通のきっぷで補充しようかと思ったが、試算してみると九州ゾーンにした方が安いことが分かりそうすることにした。また、今回、鹿児島県・宮崎県の未乗区間を中心に乗ったわけであるが、その途中にある熊本の三角線も乗ることにした。できれば次回おそらく「福岡ゾーン」の周遊きっぷで行くはずであるから、そこからはずれる筑肥線・唐津線も乗ろうかと考えた。また、廃止されそうな広島の可部線にも乗ろうかと思った。これらは結局4日で帰りたくなり却下することにした。 

 また、指宿枕崎線・三角線・日南線ともに行き止まりとなっているため往復しなくてはならない。そのうち、三角線は普通に日中、往復したが、指宿枕崎線については帰りはほぼ真っ暗な状態であった。日南線については往復すると時間がかかるが、都城から志布志までのバスを利用することによりそれを回避し、大幅な時短となった。特に3日目はこれだけ乗りつつ大分まで行くことができ、かなり奇跡的である。日豊本線宮崎−隼人間については1996年に乗車済みなので幸いであった。

 なお、これにより、熊本県・鹿児島県・宮崎県のJR線が完乗となった。

 今回こだわったところは、
 1.金沢発6:26の普通列車からの乗り継ぎでどこまで行けるか、で、大牟田・荒尾あたりということは分かっていたが、それの実践。(但し、宿の都合上博多まで。)
 2.金沢−西鹿児島−西大山(日本最南端の駅)−枕崎 までの普通(快速・新快速を含む)列車での移動。
 3.帰りは新幹線を一部使用したが、こだま号とする。
 ということであった。ただ、そのため、今までの中でも有数の過酷さが出てしまうこととなった。

 今回は、接続があまりにもよすぎて、「奇跡の日程」といえる。

●全体として

 もっとも印象的であったところは指宿枕崎線の山川以降である。去年の稚内・根室ではないが他では見ることのできない景色であった。また、日南線等で南国的な植物を見たがいい加減に飽きてきた部分もあった。

 今回、金沢から枕崎まで普通(快速等を含む)で移動したわけであるが、普通列車のペースが当たり前になってしまい、特急列車だと本当に落ち着かなくなってしまった。なお、今回は調整したわけではないが、JR線完乗率70%に数十キロを残すだけとなった。やはり今年も夏に10%単位の完乗率を達成するようである。


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